令和8年度松川町一般会計補正予算第2回について
概略:介護報酬改定等に伴うシステム改修費用、小学校の給食調理員確保のための民間派遣委託料(400万円)、および町民体育館トレーニングルームの移動観覧席改修費用(400万円)などの補正予算に関する議論が行われました。
- 質問: 保健体育施設費のトレーニングルーム改修(移動観覧席)について、財源の内訳(「その他」の40万円)は何か。また、交付税措置の見込み額と、改修による耐用年数や利用者数の増減見込みはどうか。
- 回答: 財源の「その他」には、ふるさと応援基金を充てる予定である。交付税措置については、充当率90%、そのうち50%が交付税措置されるため、400万円のうち360万円が充当され、約180万円が交付税措置される想定である。耐用年数については、毎年点検を行って不具合があれば修理していく方針である。改修後は視聴環境が向上するため、以前と同様に年間5〜10回程度の稼働を見込んでいる。
- 質問: 単なる部品交換(モーターの取り替え等)で、長寿命化などを目的とした地方債(公共施設等適正管理推進事業債)の対象となるのか。
- 回答: 財政担当と相談し、設備の一部ではあるが施設全体を見る中で長寿命化の部分に該当すると認識しており、要件を満たすと判断している。
- 質問: 小学校の給食調理員の派遣委託について、募集しても集まらない現実的な課題を把握しているか。他町村の事例なども参考にしつつ対策を検討しているか。
- 回答: 詳細な分析はしていないが、他町村でも人材不足の状況であり、学校給食現場の専門性や勤務時間・条件が関係していると考えられる。今後、他町村を参考にしながら課題解決に向けて研究し、人材確保に努めたい。
令和8年度松川町介護保険事業特別会計補正予算第1回について
概略: 介護報酬改定に伴うシステム改修費用に加えて、地域支援事業におけるオレンジカフェの会計年度任用職員の通勤手当等の補正予算について説明されました。
- 質問: 地域支援事業の旅費(オレンジカフェの職員旅費)は研修等に充てられたのか。通勤手当以外にも研修旅費等を確保し、職員の質の向上等に取り組むべきではないか。
- 回答: 当該旅費は、当初予算で計上漏れがあった通勤手当であり、6月補正で対応するものである。当町は新規の認知症認定者数が少なく抑えられており、引き続き介護保険外の事業を充実させ、職員の質の向上や認知症予防対策を進めたい。
台城公園遊具更新事業に関する補正予算について
概略:台城公園の二の丸エリアでの遊具更新にあたり、対象地が町指定文化財(大島城の城跡)であるため、事前の埋蔵文化財発掘調査が必要となりました。手続きの遅れにより工期に影響が出たことへの陳謝と、今後の発掘調査費用(約450万円)の補正予算計上に向けた説明と質疑が行われました。
- 質問: 発掘調査が必要になった経緯はどのようなものか。既存の遊具の場所以外も対象となるため、広く調査が必要になったということか。
- 回答: 対象エリアが文化財に指定されていることは認識していたが、手続きのタイミング等の認識が甘く、県の前に町の文化財審議会への事前説明が欠けていたことなどが原因である。また、既存遊具周辺の過去の調査記録がないことや、新しい複合遊具をこれまで何もなかった位置に設置するため、全面的な調査が必要となった。
- 質問: 県の埋蔵文化財関係事務処理要綱や業務フロー等の手順に沿っていたか。今後はどのような対策をとるのか。
- 回答: 事前調査で指定区域であることは認識していたが、業務フローの十分な認識がなかった。今後は業務フローも含め、教育委員会等に教えてもらいながら進め、改善に努める。
【報告事項】社会福祉施設等価格高騰等支援金について
概略:物価高騰に対する支援として、当初予算で計上されていた地方創生臨時交付金(計700万円)を活用し、町内の高齢者・障害者福祉施設に対して独自の支援金(1施設あたり基準単価3万円)を支給する事業内容が報告されました。
- 質問: 1施設あたりの基準単価が3万円とされているが、サービス区分ごとに合算して支給するなど、より手厚い支援ができないか。
- 回答: 財源は当初予算時に固まった金額(700万円)であり、上乗せには財政との調整が必要となる。まずはこの枠内で対象施設を固め、余剰が出るようであれば検討の余地はある。
【報告事項】北小学校の屋上防水工事について
概略:3月議会で報告された北小学校の雨漏りに伴う屋上防水工事について、当初は6月補正予算での実施を予定していましたが、中東情勢の影響で資材確保が難しく見積もりが出せないため、予算計上を見送ったことが報告されました。
- 質問: 資材確保の見通しが立った際に確実に工事できるのか。また、資材がない状況で雨漏り等が発生した場合の応急処置は可能か。防水塗装以外に、屋根を板金で作る工法等も検討したか。
- 回答: 見通しが立ち次第改めて計画したい。仮に雨漏りが発生した場合は、業者と現場確認しながら部分補修等で対応していく。工法については施工管理会社に相談した結果、屋根設置の場合は広い面積での耐荷重等の課題が出るため、防水塗装等が一般的であるとして計画していた。
その他
概略:その他の質疑として、子供の居場所づくりへの支援の可能性や、改修工事のために閉鎖中の図書館および資料館における業務状況、情報発信の充実に関する要望等が出されました。また、子育て支援センターのアウトリーチ(訪問型)支援が国のモデル事業に採択されたことの報告もありました。
- 質問: 子供たちの居場所づくりを行っている事業者(フリースクール等)への物価高騰等に関する支援は検討されていないか。また、対象外であってもそのような活動をしている方々の把握や調査はしているか。
- 回答: フリースクール等は別の補助が出ているため今回の支援金対象ではない。また、現状では居場所づくりに関する調査は行っていないが、貴重な意見として内部で検討したい。
- 質問: 図書館と資料館の改修工事に伴う閉鎖期間中、スタッフは何をしているのか。また、資料館の閉鎖期間についてホームページ等での情報発信を充実させるべきではないか。
- 回答: 図書館の職員は7月2日のリニューアルオープンに向けた本の搬入等の準備を行っている。資料館は10月31日までの閉鎖期間中、昔の資料の整理等を進めている。資料館の告知についてはマンパワー不足等で遅れている可能性があるが、秋のオープンに向けて準備を進め、ホームページの充実にも努めたい。