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2026/06/15

定例会 総務産業建設常任委員会 その2

部奈ライスセンター条例の制定および指定管理者の指定について

概略:部奈地区の農業振興と農地保全を目的として、農産物の乾燥調製等を行う「部奈ライスセンター」の設置条例案および指定管理者の指定に関する協議が行われた。指定管理者としては、地域農業者が中心となって設立した農事組合法人「部奈の風」が想定されている。


【質疑応答】

  • 議員: ライスセンターの事業には育苗や田植え、春起こし等の作業は含まれないのか。また、事業計画では実績を大きく伸ばすことになっているが、機械の増設や新設は想定しているか。さらに、機械の修繕に関する金額的な目安はあるのか。

  • 行政: 現在のところ、刈り取りと乾燥調製をメインと考えており、育苗や春起こし等は考えていない。機械については今の時点で新しく増やすことは考えていないが、倉庫などが必要になる可能性はあり、作業状況を見て確認したいと考えている。修繕金額の基準については、町と指定管理者で最終的な調整をして決定していく。

  • 議員: 施設の利用料金について、部奈地区の方とそれ以外の地区の方で料金に差をつけることは、国の交付金を活用した施設として問題ないのか。

  • 行政: 農山漁村振興交付金を活用した部奈の活性化計画に基づいているため、部奈地区の皆さんの活用を基本としている。外部からの受け入れの際は運搬の手間などもあるため料金に差をつけているが、問題がないか国とも確認して調整する。

  • 議員: 事業計画において水稲栽培の面積が今後増えていく計画になっているのはなぜか。また、指定管理に出す施設において「施設維持管理費の一部負担」として納付金(年額100万円)を町に納付するという仕組みは、将来の施設譲渡の対価と見られる可能性があり、表現や名目を再検討すべきではないか。

  • 行政: 農業経営から離れ、手放される農地が増えることを想定し、それを受け入れていく計画としている。納付金については、将来的な施設譲渡も視野に入れているが、監査等で問題にならないよう、施設維持管理費の一部負担としてしっかり整理して示せるようにしたい。




台城公園遊具更新事業に関する補正予算について

概略:台城公園(二の丸)における遊具更新工事について、当該エリアが史跡であるため埋蔵文化財調査(発掘調査)が必要となり、工事が一時停止している状況が報告された。その発掘調査費用(453万5,000円)に関する補正予算の協議が行われた。


【質疑応答】

  • 議員: 調査費用として約450万円が見積もられているが、これは大掛かりな調査となった場合を踏まえた金額か、それともこの程度で収まるという見積もりか。また、非常に広い面積で作業に時間がかかることが想定されるが、工期が決まっている中で最終段階まで落ち度なく進められるか。

  • 行政: 仮に遺跡が出た場合でも、この予算内で対応できるだろうという見積もりを頂いている。

  • 議員: 貴重な史跡での遊具設置工事となるが、史跡保存のグループや地元の人たちから、施設の受け入れについて何か問題や意見は出ていないか。

  • 行政: デザインが決定した段階で区長やホームページ等で告知を行っているが、それ以降特別な意見は頂いていないため、理解をいただいていると判断している。



令和7年度ふるさと納税受け入れ実績と今年度進捗状況について

概略:昨年度のふるさと納税の受け入れ状況(寄付金約6億6000万円)と、今年度の進捗状況について報告が行われた。市場競争が激化する中、返礼品の画像改修や品質の担保に取り組み、大手ポータルサイトでのアクセス数と売上が大きく伸びている状況が共有された。


【質疑応答】

  • 議員: サムネイル画像などを新しくする中で、商品の誇大表示にならないよう管理されているか、また品質の担保や到着タイミングに関する購入者との認識のズレが起きないよう対応できているか確認したい。また、集まった寄付金の使い道(使途)を寄付者にしっかり提示できているのか。

  • 行政: 返礼品の質については事業者と協力し、配送状況の確認やレビューへの迅速な返信、クレームへの即座の対応を行っている。寄付金の使い道については、総務省からも適切な公開が求められており、事業者育成や企業誘致などに活用しつつ、町全体で寄付者に響くPRができるよう担当課以外とも連携して頑張っていきたいと考えている。

  • 議員: 果物などの返礼品においてJAからの仕入れも多いと思うが、他の市町村との調整はうまくいっているのか。

  • 行政: 松川町はJAの占める割合がかなり高いのは事実だが、昨年から他2つの事業者ともタッグを組み、地域商社的な動きをしながら市場を取りに行っている。JAだけに偏っている状況ではない。




令和8年度松川町一般会計補正予算(第2回)の採決について(フィジーへの視察事業)

概略:一般会計補正予算の採決に先立ち、国際交流事業(フィジーへの視察・スタディツアー)についての再質問と討論が行われ、その後採決が実施された。


【質疑応答・討論】

  • 議員(再質問): せっかく海外に行くのであれば、単独の事業とするのではなく、教育委員会とタッグを組み、英語教育と人材育成を兼ねたプロジェクトにすべきではないか。

  • 行政: 今回の視察は語学研修だけでなく、幸福度が高い国を見て子供たちに自立心を持ってもらうことが目的である。フィジーは直行便があり安全面や関係性からも候補としており、現地で英語で対話する経験も日本人に合っていると聞いている。他の国々も含め、プログラムを検討していくための第一歩としての視察であり、理解いただきたい。

  • 議員(反対討論): 留学やスタディツアーの行き先としては、これからの子供たちに一流のもの(先進国など)を見せてそこから学ばせるべきであり、途上国であるフィジーに行くことについては反対である。

  • 議員(賛成討論): 途上国や先進国といった枠組みで一流かどうかを判断するのは適切ではない。子供たちが社会に出る前に何を見て何を感じるかが重要であり、フィジーの人々が一流であるという発見もあるかもしれない。町が積極的に働きかけようとする姿勢を遮るべきではなく、まずは職員が視察に行くことに賛成する。

  • 結果: 賛成多数により、原案通り可決された。